忍者ブログ

82鞍目 後編

何事も常歩から始めるかと思いますが、常歩が一番難しいと思います。

脚の合図で進んだはいいけれど、もそもそ歩く、頭がしっかり上がらない、
スピードが上がらない、元気な常歩にならない、という場面の方が多いです。

そういう時の姿勢って大体、馬の頭が下がって凭れるような、
前のめりになるような状態になっているかと。
その状態は前に重心があるので、人間でいうとクラウチングスタートの時の、屈んだ状態のまま走っているようなものだといいます。
そのままでは加速できないので、徐々に頭を持ち上げて、重心を後方へ移動させないといけません。

馬の頭が自分のヘソよりも持ち上がった状態が良い状態。
じゃあそうする為にはどうすれば良いのか…?

・脚、鞭の合図をしながらも、手綱は譲らない。
・馬の頭が持ち上がってくるまで、脚合図しながら、待つ。
・馬の頭が持ち上がって、手綱に引っ張られるような感覚がなくなったら、緩める。→発進。

この時の「手綱を譲らない」状態というのは、
拳を引いて「手綱を引っ張る」状態ではありません。
手綱を持つ薬指辺りまで、ぎゅっと握る。拳の位置は、定位置から動かさないこと。

のろのろ歩きながらだと難しいので、いったん停止してからやり直しても良いとのこと。
もしくは、長い直線のところで姿勢を立て直す。

それを気に掛けつつ、右手前、左手前と変えながら軽速歩。
軽速歩の時に足元がぶらぶらしてしまうのは、多分上半身が安定していないからかなあと。。
自分の重心もひとつ、上に伸びるような気持ちでふらふらしないようにしたいものです。
鐙が深く入らないでいる時、どんな姿勢になっているか思い出そうとするのですが、
そんな難しい、気取った姿勢ではないはずなんですよね…。
それを意識してできるようにならないと;;

立つ時に頭だけが先に行かないように、それは治ってきたと思うのですが。

最後に常歩で輪乗りも少しやりました。
この時ももちろん、のろのろ休憩常歩でなく、しゃきっと頭を上げさせるように注意。
輪乗りに関しては、二鞍目でも行ったので詳しくは後ほどまとめます。

 
 


乗馬・馬術 ブログランキングへ
にほんブログ村 アウトドアブログ 乗馬・馬術へ
にほんブログ村

拍手

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード