忍者ブログ

74・75鞍目

6月17日(金)
前日が雨だったので、馬場は多少ぬかるみもありましたが、日が出てて蒸していました。。

二鞍ともグラスホッパーとです。
一鞍目はマンツーマン、二鞍目はレタスに乗った女性の方とレッスンでした。

前回同様、左手前・右手前それぞれで軽速歩。
脚の使い方が、また後ろに蹴るようになっていたようで、、、
膝と太腿を下げて馬体に付けて、脹脛を付けて、踝を付けて、圧迫。
そして膝を開く=踵が当たる。
この順番をしっかり守っていきたいものです。

膝を下げると聞くと、ついつい脚を後ろ方向へ動かしてしまいますが、
脚の付け根から内側に捻るような感じで伸ばしていかないと、脚の位置がずれてしまいます。
そういう風に脚を使うと、鐙の長さはもっと長くても良いですね。
レッスンの途中で、調整し直しました。それでもまだ長かったかもしれません。

ぎゅーって圧迫して推進ですが、その時、自分の体は抑えて抑えて、遠くから見守るような形で。
拳の位置も動かさず、指の力を抜いて(小指の方から)、前に進んでいいよと馬に伝える。
先に、自分が行かない! ギリギリまで待った、をかける!

推進の合図をして、馬がさささーと速くなったとしても、
それは頭をつんのめるようにして進んでいるのと同じで、バランスが悪い。
推進の合図をしつつ、馬の頭だけが前に出ないようにぐっと手綱は譲らない。
そうすることで、馬の重心が後ろ脚に移動する。=後ろ脚がしっかり動く。
人間のバランスはもちろんのこと、馬のバランスも考えていかなければだめですね。

馬が理解、応えてくれるまで合図はやめないこと。
脚もそうだし、手綱の誘導に関してもそうですね。

蹄跡を進むのと、隅角の前で曲がるのを何度か繰り返し。
手綱は大きく開く必要はなくて、内側手綱ちょっと開いて、戻す→ちょっと開く、戻すの繰り返し。
それでも馬が反応しなければ、もうちょっと大きく開きつつ、外側の肩を鞭でちょんちょん。
外側の拳は、馬の肩辺りに置いて、首筋に手綱を当てる。

馬が曲がらないからと言って、内側の手綱を引っ張り過ぎない。
これは前回もそうでしたが、「拳を横に動かして手綱を開く」ならよいのですが、
私は無意識に「拳を自分の方へ引っ張りながら、手綱を開く」状態になっているようです。
そうすると馬は、内側に引っ張られて痛い、、、
だけど外側の手綱も首に付いてるし、どこに行けばいいの? 状態になってしまう。
内側のプレッシャーから逃れようとして、体は外側の肩から膨らむようによろけて、誘導したい場所を通らない。

何度か繰り返し行って、ちょっと開くだけで反応してくれるようになりました。
蹄跡よりも内側に誘導する、 を繰り返すことで、馬場の中央で輪乗りも行いましたが、
輪がガタガタ、とてもじゃないけど、輪と言えない状態でした。
短蹄跡の中央から輪乗りを開始したことはあり、この馬場だとこの位の大きさで通る、というのが何となく分かっていたのですが、この日は長蹄跡の中央からの輪乗りでした。どの辺を通れば丸になるか、全然分からなかったです。

あと、鐙の踏み方。
踵が上がっちゃダメ、という意識で踵を下げるようにとやっていたのですが、
その解釈も実はあまり良くないのではないかと思いました。
初心者の内はついつい、爪先立ちになる・踵が下げられないという状況になるのかもしれませんが、
「踵を下げる」とだけ意識してもダメだということ、実感。

鐙をバランス良く踏む。
踵が下がり過ぎている=脚を前に突っ張ってしまっている状態か、
もしくは足首がガチガチに固まってしまっている状態。
なので、逆に爪先を少し下げる。足底は真っ直ぐになるようにする。

私は踵を下げよう下げようと思って、爪先が上向きになり、
速歩の反動などで鐙が深く入ってしまっていました。
足底を真っ直ぐにして、足全体で踏む、
足全体をそのまま下に伸ばすようにすることで、鐙もずれなくなります。
ああ、そういうことか! と納得です。
そして、人の思い込みって怖いな…と反省でした。

軽速歩の際も、脚を突っ張るようにして立つのでなく、
太腿と膝で鞍を挟む(この表現も良くないかと思いますが)ことで、脚がぶらぶら動かずに安定する。
それで、推進したい時は脚圧迫。求める速さになったら脚は当たらないように、脚を内転させる。

この辺も、何となく分かりそうな気がしたのですが、もうちょっと練習しないと、
まだイマイチ掴めませんでした。
お尻は鞍に押し付けるように座らない。荷物をそっと置くだけ、の気持ちで。

人の乗る姿を見るのも、とても勉強になりますね。
皆さん、脚の位置もずれないし、ずっとずっと上手に見えるので、
その後に自分の番になると、何だか下手くそでごめんなさいと恐縮しちゃいますけど。

もっと上手に、馬に負担にならないように乗れるようになりたいなあ。
難しいですが、今、乗ることがとても楽しいです♪





乗馬・馬術 ブログランキングへ
にほんブログ村 アウトドアブログ 乗馬・馬術へ
にほんブログ村

拍手

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード