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64鞍目(HLにて)

4月19日(火)
9:45~10:15

9:30~のレッスンでしたが、15分ほど、馬についてお話をしてくださいました。
草食動物の馬は、生き延びるためにまず食べることよりも逃げることが第一になる動物です。
犬のように、人間に喜んでもらおうとして従う訳ではないっていう習性を理解して、調教、関わっていかなくちゃいけない。たとえば人間の合図に従った褒美としてエサをやっても、馬が合図を理解するのは難しいだろうと仰ってました。
基本は、プレッシャーを与えて、人間が求める動作をしたらそのプレッシャーを止めてあげる。=こうすれば逃げられる、安心だ、ということを教えていくそうです。

屋根付きの馬場に放していた馬を厩舎に戻すということで、様子を見させてもらいましたが、人間が近付いた時に、人間の方に顔を向けるように調教しているそうです。
実際に、お尻から近付けば、馬はぐるっと回ってインストラクターへ顔を向けてじっとしていました。人間が動けば、馬もそっちに着いていく。馬がお尻を向けている時には、音を出すなどしてプレッシャーを与えて、馬が人間の方へ向いた時には、それを止めることで、馬が安心する。
それを繰り返すことで、この人に着いていけば安心だって、馬も信頼していくんでしょうね。

前回と同様、モホークとのレッスン。
テーマも、脚の合図と手綱での誘導。

やはり、馬がふらふらする。
電車の車両のように、馬の長い体も頭からお尻まで順番に繋がっていくようにして、曲がったり、円を描いたり、滑らかに進むのが理想。
手綱は、馬の頭の取舵のようなもので、後ろ脚の動きには脚の当て方で。
外方の脚を少し後ろへずらして、太腿~脹脛辺りを馬体に当てる→内方は馬体から離して、逃げ道を作ることで、内方へ馬が向かう。曲がる時だけじゃなく、真っ直ぐ歩いてる時も、手綱と脚を使って、馬が真っ直ぐ歩くように合図していくのは同じこと。
ただ、脚を後方へ下げる時にも、やっぱり踵を下げたまま。膝から下だけを後ろに下げようとすると、どうしても膝を曲げて、踵が上がるから、股関節辺りから動かさないと駄目ってことでしょうね。この辺、いまいち体感できなかったのですが、とにかく何度も挑戦。

鞍に跨るっていうのは、立った状態のまま、脚はただ下ろすだけ。
立った状態の、脚の間に馬の体があって、それごと動くっていうイメージ。
イメージは分かる。その言葉は理解できる。でも、実施できない~!

ということで、次回のテーマが、手綱での誘導に加えて「脚での合図」「馬をふらふらさせない」ということに。




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63鞍目(HL乗馬牧場にて・ウェスタン)

4月18日(月)
16:00~16:30
パートナー:モホーク

HLさんでは、ウェスタンスタイルです。
ブリティッシュとウェスタンは、目的から馬の動きまで、違います。
馬術では馬の顎を引かせて、体を収縮させて後ろ脚を高く上げさせる。馬にとっては不自然な動きをするそうです。
ウェスタンは、=仕事をするためのもので、手綱は緩い片手手綱で、もう一方の手は作業をするためのもの。全身の力を抜いて、瞬発的に動けるようにしている。馬の頭は上下に動き、自然な動きをさせるそうです。

まずは常歩での誘導→速歩。
カラーコーンをいくつか置いて、周りを回ったり、8の字やS字にしたり、自由に積極的に動かしてください、と。ただ、自分の頭の中で、どこを通るか導線を思い描いて、早め早めに合図を出すように、と。できるだけ滑らかな導線を描くように。

この1鞍のレッスンの中で、私の個人的な偏見で思ったのは、
ブリティッシュのレッスンって、インストラクターの合図で蹄跡から斜めに手前換えたり輪乗りしたり、とにかく指示を出してもらってその通りに動かす、というイメージ。
ウェスタンは、自分の判断で馬を動かしていって、その中であがった問題点を指摘してもらうような、自分で馬の様子を見て動かしていくイメージ。
他のウェスタンクラブがどうなのか、見たことないから全くの偏見なのだけど。もしくはHLさんのレッスン方法が、たまたまこうだったのか。いつも、指示を出してもらって動いていた身としては、かなり衝撃で心許ない感じだったのですが、受け身じゃなくて積極的に自発的に動かないと駄目だ、と改めて思いました。

手綱は緩めで、拳をかなり前に出しました。
停止は拳を手前に引いて、馬が止まったら必ず拳を前に出して、プレッシャーから解放してあげる。その時に拳を上に上げて引っ張らないように。
ちなみにウェスタンでは最終的には片手手綱だけど、片手では合図がはっきり出せない時やバランスを崩してしまう場合は両手手綱にしたり、その時々の状況で変えて下さい、と。
手綱を引こうとして、前傾になりがち。拳だけ、引く。

あと脚の合図、蹴り方について。私の場合、後ろ方向へ蹴ってしまっているとのこと。
脚を当てる部分は、脚を下ろした位置のまま変わらない=一度前に振りかぶるようにしちゃっていいです、とのことで、後ろに蹴らないように意識して脚の練習。
一周速歩→常歩に落として半周→速歩合図、っていう風に、馬が混乱しない流れの中に、蹴る練習を組み入れて走らせること。
脚の練習をしたいからと言って、合図して発進してすぐ停止して、また合図して……の繰り返しだと、馬は自分の行動が合っているのか間違っているのか分からなくなってしまう、と。

上体は真っ直ぐにしっかり起こして、脚も真っ直ぐ下ろすだけ。
インストラクターの騎乗姿を見ると、脚も、合図する時以外はちょっと突っ張るようにして馬体から離した位置にやってる風に見えました。そういえば、踵が上がってると、馬体について合図と勘違いされてしまうと注意されました。

この1鞍は、まず速歩まで。脚の合図と手綱での誘導の練習をしました。


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62鞍目

4月10日(日)
14:30~
パートナー:キング

角馬場で、もう一頭はイェルテでした。
キングは久しぶりです。確か反応は良いけれど、止まらない馬、だった気が…。
あと手綱に凭れがちだったような…。

停止の時は拳だけじゃなく、脇締めて肘は体から離さず、手綱を握る。
体を起こして、足を前に突っ張る感じに踵を下げる。
でも残念ながら、なかなか停止しなかったのですけどね。
やっぱ、私のやり方がまずいんだな。
何度か繰り返すうちに、まずまず止まってくれるようになっただけ良いけど。

軽速歩時、爪先立ちになってると言われ、足全体を下ろすように気を付けてやったのですが、
鐙の長さも、ちょっと長かったのかなと思う。
グラスホッパーの時は短すぎて、キングは長すぎて…しっくりくる時がない。。。
どちらかというと短い方が鐙が踏める気がして良いのだけど、
そうすると大分短すぎるらしくて。。自分じゃそこまで短く感じないのですが。
まあ、色々試して乗ってみようと思います。

それで前回も注意された、前傾になりがちというのは、
・手綱を短く持ち過ぎている 
・立つ時に頭からいってしまう
っていうのが主な原因かと。
今回は特に、手綱を詰め過ぎた自覚があります。
止まらないから、ついつい短く持って、ぐいっと力でやってしまいがちだった。

あと、立つ時に頭が前にいっちゃうのは、多分、
頑張って「立ち過ぎない」っていう意識があるから、腰を浮かせる程度にしようとして、
でも上体がそのまま上に伸びればいいのに、バランスを取るために上体が前にいってしまったのかなと。
考えてみれば、色々ごちゃごちゃと無駄な動きをしています。
シンプルに、馬の動きに乱されずに、かつ馬の邪魔をせずに乗りたい~。
毎回反省してますが、それをなかなか活かせないのが、一番ダメな気がするけど。←

今回は軽速歩と輪乗りもちょろっとやりました。
左手前でやったのですが、外側の手綱がうまく使えていない、と指摘あり。
どっちにいっても苦しいから、馬が混乱してしまうと。
拳の位置は馬の肩辺りで、手綱は首に沿わせて動かさず、内側の拳を開いて誘導。
文章にすれば簡単だけど、なかなか大変ですよねえ。
あと、スピードが出過ぎてしまうとついていけないので、やっぱりその辺も、
自分が落ち着いて対処できる速さに調整しないとダメです。

先生だったり、上手な人が乗っている姿を見ると、
スピードのある速歩でも、立つ・座るのリズムはむしろゆっくりなんですよね。
それに、上体もぴしっとしていて、足もブラブラ動かずに、とにかく優雅!

乗馬って、体幹筋が大事だよな。つくづく思います。
とにかく普段から、美しい姿勢でいられるよう鍛えなきゃ。




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61鞍目

4月10日(日)
13:30~
パートナー:グラスホッパー
一頭のみで、丸馬場でレッスンでした。

ひたすら軽速歩です。
鐙がちょっと短めだったので、その長さだとあまり立ち過ぎないように、と。
鐙をぐっと踏むと、鞍が馬の背に押し付けられる状態になるので、
鐙革はゴムだと思って、そのゴムを伸ばし過ぎないように、踏み過ぎないように、と。
それも意識しつつ、足全体を下におろすよう意識してやってみましたが、
比較的グラスホッパーだと、何とか軽速歩を継続できるようになったかな~。

時々蹄跡から逸れるけれど、今は気にしなくていいから、しっかり走らせること。
安定して走っていられるようになったら、少しずつ手綱で誘導すれば良い、とのこと。

手綱についても、たとえば右に逸れて行ってしまう時に、
ただ単純に左手綱を引いたってダメで、
右に逸れるということは左手綱はもう緩んでいるということなので、
まずは馬の頭を真っ直ぐにすること=あえて右に誘導して、
左手綱がぴんと張ったところで=合図が馬に通ずる時点で、左へ誘導して蹄跡へ戻る。

あと、初心者クラスでは大体の馬に補助具を使って、頭が上がり過ぎないようにしています。
サイドレーン? なんていうんでしょう、名前を聞くのを忘れたのですが。
とにかくそれを付けているから、騎乗者は手綱で余計な動きをして、
馬の動きの邪魔にならないように乗ってください、と結構言われます。
馬も、人が乗るよりも自分だけで走る方がはるかに楽な訳ですから、
人が乗っても楽な姿勢で走れるように、人は馬の邪魔をしないことが一番なのでしょう。
と思ってはいても、毎回トロイお邪魔虫になっております。
馬に優しい騎乗者になりたいものです。


ちなみに、この前購入したデニムキュロットを穿いていったので、
馬よりもまず私のテンションが上がっていました。

でも今回もグラスホッパー、頑張って走ってくれて。
レッスン始めは虫を気にして立ち止まったりしましたが、
それも数分でしたので、うまくやる気スイッチを押せたのかなと。
私も汗かきましたが、彼も汗をかいていました。
今日は乗馬日和のお天気で、良かったです。
ちょっと曇り気味でしたが、日差しがあったらレッスン中もっと暑かったかも。



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